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ノックアウトオプションって、通貨ペアや株価指数だけじゃなくて、個別の株も取引できるのかな……
気になりますよね。実は米国株・日本株をノックアウトオプションの対象にしている会社があります。ただし会社ごとに取扱銘柄も条件もかなり違うので、順番に整理していきます。
この記事では、ノックアウトオプションで米国株・日本株を取引できる会社と、それぞれの銘柄数・条件・注意点をまとめました。個別株のノックアウトオプションを検討している方の参考にしてください。
- 米国株・日本株のノックアウトオプションを扱う会社と、それぞれの銘柄数
- IG証券の「約200銘柄・約130銘柄」と、株式CFD(別区分)との違い
- 個別株ならではの注意点(証拠金率との違い・コーポレートアクションの確認方法)
ノックアウトオプションで米国株・日本株は取引できる?会社ごとの状況
まず結論からいうと、個別株の取扱いは会社によって違います。IG証券は米国株・日本株どちらも対象にしていて、FOREX.comは日本株、Plus500証券は米国株を例示しています。会社ごとの状況を表で整理しました。
IG証券の米国株・日本株KO|約200銘柄・約130銘柄の内訳
IG証券は公式サイトのFAQで、米国株(約200銘柄)・日本株(約130銘柄)をノックアウトオプションの対象にしていると案内しています。「主要な資産クラス」として、FX(約100種類の通貨ペア)・株式・株価指数・商品と並べて紹介されており、全体では約500銘柄という表記です。
IG証券には「株式CFD」という別区分があり、そちらは国内・国外12,000銘柄以上を取り扱っています。この12,000銘柄という数字はKOとは別の集計です。KOで実際に取引できるのは、あくまで米国株約200銘柄・日本株約130銘柄のほうなので、株式CFDの銘柄数とKOの銘柄数を混同しないよう注意してください。
銘柄数はどちらも「約」がついた概数です。最新の銘柄数・銘柄名は、口座開設前に公式サイトで調べておきましょう。
\ IG証券の個別株ノックアウトオプションを公式サイトで見る /
FOREX.comの日本株KO|25銘柄と配当調整・取引時間
FOREX.comは公式サイトで「ノックアウトオプションはFX、株価指数CFD、一部の日本株CFDに対応」と対象原資産を案内しています。この案内には、米国株は挙げられていません。
日本株KOの対象25銘柄
日本株のノックアウトオプションは、公式サイトの銘柄一覧ページで全25銘柄が名前入りで公表されています。
任天堂、三菱UFJフィナンシャル・グループ、オリックス、三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループ、イオン、三菱商事、日産自動車、ホンダ、トヨタ自動車、ブリヂストン、川崎重工業、三菱重工業、NTT株式会社、ソフトバンクグループ、JR東海、メタプラネット、ソニーグループ、京セラ、キヤノン、日立製作所、フジクラ、アドバンテスト、東京エレクトロン、キオクシアホールディングス
配当調整額の原則と取引時間
日本株CFDノックアウトオプションを保有中に配当が発生した場合の扱いも、公式サイトに明記されています。原則として、KO UPの場合は配当金相当額を受け取り、KO DOWNの場合は支払う形になると案内されています。ただし配当金相当額が対象銘柄の価格にそのまま反映されるとは限らず、実際の損益は市場環境・価格変動・各種コストなどによって変わる、とも付記されています。
決済については、ノックアウト価格に到達するとポジションが自動的に消滅すると案内されています。取引時間は、日本株CFDが午前9時〜午後5時25分(休憩時間あり)、一部の日本株CFDは午前9時〜午後3時25分の通常取引に加え、午後5時25分〜翌午前5時の夜間取引にも対応と、東京証券取引所の立会時間(前場・後場)に準じた形で公式に案内されています。
米国株の取扱いを含め、公式サイトの取扱銘柄・条件は変わる可能性があります。取引を検討する銘柄が対象に含まれているかどうかは、口座開設前に公式サイトの銘柄一覧で確認してください。
Plus500証券の米国株KO|NVIDIA・Apple・Teslaなどの例示
Plus500証券は公式サイトのノックアウトオプションのページで、米国株(例:NVIDIA、Apple、Tesla、Alphabet)を取引対象として挙げています。ただし「主要個別株」という書き方にとどまっており、米国株の総数や全銘柄一覧は非公表です。日本株については、ノックアウトオプションのページ・銘柄一覧ページ・トップページのいずれにも例示がありません。
\ 各社の公式サイトで個別株の取扱いをチェックできる /
個別株CFDの証拠金率20%とノックアウトオプションの違い
個別株の取引というと、CFDのレバレッジと比べてどうなのか気になる方もいると思います。ここで一度、仕組みの違いを整理しておきます。
国内の個別株CFDは、金融商品取引業等に関する内閣府令の定めにより、証拠金率が約定代金の20%(レバレッジ5倍相当)と決まっています。IG証券の公式サイトの開示(法令に基づく表記)でも「株式CFD:同20%以上」と、この法令上の数値と一致した表示になっています。株式CFDと国内FXの証拠金率の違いは、国内FXのレバレッジとノックアウトオプションを整理した記事でも詳しく触れています。
ノックアウトオプション(個別株KOを含む)はオプション取引であり、証拠金率(レバレッジ)という考え方自体がCFDとは異なります。IG証券の同じ法令に基づく表記にも「各種オプション(バニラ・オプションの売り建て取引を除く):当該取引の最大損失額」とあり、KOで必要になる資金はオプション料そのものです。オプション料は設定したノックアウト価格までの距離によって変わるため、「個別株KOは実質何倍のレバレッジか」という単純な数値換算はできません。
つまり、個別株CFDの20%という証拠金率と、個別株KOのオプション料は、同じ「資金効率」の話でも算出の仕組みがまったく別物ということです。比較するときは、この2つを同じ土俵で並べないよう気をつけてください。
個別株KOの注意点|コーポレートアクション・銘柄の確認方法
個別株ならではの注意点として、押さえておきたいポイントを整理します。
- 決算・株式分割などのコーポレートアクションの扱いは会社ごとに確認する:決算発表や株式分割が起きたときの個別株KO固有の取扱いは、各社の取引説明書や約款、取引システム上の案内で確認できます。口座開設前にひととおり目を通しておくと安心です。
- 外貨建て銘柄には為替リスクがある:米国株のように外貨建ての銘柄は、日本円に換算するための為替レートの変動によって、オプション料以上の損失が発生する場合があるとIG証券が公式サイトで案内しています。ノックアウト価格の設定を考える際は、こうした例外条件もあわせて確認しておきたいところです。ノックアウト価格の考え方は、損切り幅から逆算するノックアウト価格の決め方でも解説しています。
- 取扱銘柄・条件は変わることがある:本記事で紹介した銘柄数・銘柄名・取引時間・配当調整の原則は、26年9月時点で公式サイトに案内されている内容です。口座開設前に、必ず各社の公式サイトで最新情報を確認してください。
個別株のノックアウトオプションに関するよくある質問
個別株のノックアウトオプションに関するよくある質問をまとめました。
- IG証券のノックアウトオプションで米国株は何銘柄取引できますか?
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公式サイトのFAQでは、米国株約200銘柄・日本株約130銘柄をノックアウトオプションの対象としています。数字はいずれも「約」がついた概数です。最新の銘柄数・銘柄名は公式サイトで確認してください。
- FOREX.comのノックアウトオプションで米国株は取引できますか?
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FOREX.comは公式サイトで「FX、株価指数CFD、一部の日本株CFDに対応」と対象原資産を案内しており、米国株はこの対象原資産に含まれていません。日本株は全25銘柄が公式サイトの銘柄一覧に名前入りで公表されています。
- Plus500証券の個別株ノックアウトオプションに日本株はありますか?
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Plus500証券のノックアウトオプションのページ・銘柄一覧ページ・トップページには、日本株の例示はありません。米国株についてはNVIDIA・Apple・Tesla・Alphabetが例示されていますが、総数は非公表です。最新の取扱状況は公式サイトで確認してください。
- 個別株ノックアウトオプションで株式分割や決算が起きたらどうなりますか?
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決算発表や株式分割時の個別株KO固有の取扱いは、各社の取引説明書や約款、取引システム上の案内で確認できます。取引前にひととおり目を通しておくことをおすすめします。なお日本株CFDノックアウトオプションの配当については、FOREX.comが原則としてKO UPは受取・KO DOWNは支払と案内しています。
まとめ:個別株のノックアウトオプションは会社ごとの銘柄確認から
ノックアウトオプションで米国株・日本株を取引できる会社と、それぞれの条件をまとめました。
IG証券:米国株約200銘柄・日本株約130銘柄。株式CFD(12,000銘柄以上)とは別区分。
FOREX.com:日本株25銘柄(全銘柄名を公表)。対応原資産の案内に米国株は挙げられていない。配当調整・取引時間の案内あり。
Plus500証券:米国株の主要銘柄を例示(総数は非公表)。日本株の例示はなし。
注意点:個別株CFDの証拠金率20%とKOのオプション料は仕組みが別物。コーポレートアクションの扱いは会社ごとに確認が必要。
※銘柄数・銘柄名・取引時間・配当調整の原則は26年9月時点で公式サイトに案内されている内容です。条件は変わることがあるため、口座開設前に必ず各社の公式サイトで最新情報を確認してください。
個別株にかぎらず、ノックアウトオプションは会社ごとに取扱銘柄・取引条件の案内の詳しさが違います。本記事のように公式サイトを見比べながら、自分が取引したい銘柄を扱っている会社を選ぶことが大切です。ほかの資産のノックアウトオプションも気になる方は、金(ゴールド)を扱った記事もあわせてどうぞ。
参考資料
ノックアウト・オプション | IG証券
ノックアウトオプションの取引コスト・銘柄 | FOREX.com
ノックアウトオプション | Plus500証券

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