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国内のノックアウトオプションに移るなら、入金と出金のやり方と、預けたお金の管理のされ方を先に知っておきたい……
そこは気になりますよね。4社の公式の案内をもとに、順番に整理していきます。
海外FXの口座が使いにくくなると、次の取引先では「お金の出し入れがきちんとできるのか」が気がかりになりますよね。
この記事では、IG証券・FOREX.com・FXTF・Plus500証券の4社について、入金方法・反映の目安・出金の流れ・信託保全を整理します。手数料の額やキャンペーンは扱いません。
ノックアウトオプション(KO)はオプション取引の一種で、厳密にはFXではありません。海外FXが使えなくなった背景から知りたい場合は、海外FXが使えないケースを整理した記事を先に読むと流れがつかめます。
- 4社の入金方法と、クイック入金・振込入金の反映の案内
- 出金の依頼から着金までの流れと、出金先口座の条件
- 信託保全の信託先と、保全の範囲について知っておきたい注意点
ノックアウトオプションの入金方法|クイック入金と振込、4社の違い
KOの入金方法は、4社ともクイック入金が用意されています。クイック入金は、各社が提携する銀行を通じて、オンラインで入金する方法です。まず、4社そろって案内がある項目を表にしました。ここで見る入金方法は各社の入出金の案内にもとづくもので、KO口座への入金や出金の画面・手順は、口座開設の際に各社で確かめてください。
| 会社 | クイック入金 | クイック入金の反映の案内 | 入金元の名義 |
|---|---|---|---|
| IG証券 | あり | 「手続き完了後、即時に取引システムに反映」と案内。「即時入金を保証するものではない」とも案内 | 本人名義(取引口座の名義と同一)の金融機関口座 |
| FOREX.com | あり | 「原則即時反映されますが、即時入金を保証するものではありません」と案内 | 振込人の名義と取引口座の名義が同一 |
| FXTF | あり | 「即時反映(例外あり)」と案内。即時入金を保証するものではないとも案内 | 本人名義(法人口座は法人口座名義) |
| Plus500証券 | あり | FAQで「原則として即時に反映されます」と案内 | お客様名義の金融機関口座(家族名義は不可) |
最終更新:26年10月
反映の案内は会社ごとに書き方が少し違うため、詳しくは次の章で見ていきます。
会社ごとの入金方法
クイック入金のほかに、どんな入金方法が案内されているかは会社ごとに異なります。
IG証券:日本円口座はクイック入金と、みずほ銀行のお客様専用振込口座へ振り込むベストレシーバー入金、米ドル口座は銀行振込です。
FOREX.com:クイック入金と、金融機関窓口・ATM・ネットバンキングからの銀行振込です。
FXTF:クイック入金と振込入金です。取引説明書には、取引を始める前にクイック入金または振込みでKO口座へ直接入金できる旨があります。
Plus500証券:クイック入金と振込入金(銀行振込)の2種類です。クレジットカードと外貨での入金はできません。
入金元は本人名義の口座から
4社の案内では、お客様以外の名義の口座からの入金は受け付けられません。名義が違う場合、IG証券では資金の受け入れ拒否や返金の扱いとなり、FOREX.comでは入金されず、利用中の金融機関で組戻しの手続きが必要です。
ご家族名義の口座からの入金は、IG証券・FXTF・Plus500証券では受け付けられません。FXTFは旧姓の名義でも入金できません。入金に使う口座の名義が取引口座と同じか、振込の前に確かめてください。
\ 入金方法は公式サイトで確認できる /
入金の反映|クイック入金と振込で変わるタイミングの案内
入金したお金がいつ取引口座に反映されるかは、クイック入金か振込かで変わります。各社の案内を整理します。
クイック入金の反映
4社とも、クイック入金は即時または原則即時の反映とされています。IG証券・FOREX.com・FXTFは、即時入金を保証するものではないという注意書きも付けています。Plus500証券はFAQで、クイック入金は原則として即時に反映されると説明しています。
即時に反映されないケースもあります。IG証券は、手続きの途中で画面を閉じたときの反映を、銀行別の時刻表で示しています。FXTFでは、反映が翌銀行営業日以降になる場合があります。
あくまで一般論ですが、追加の資金が必要になりそうな日は、時間に余裕のあるうちに入金の手続きを済ませておきましょう。
振込入金の反映
振込入金の反映は、確認の回数や時間帯の書き方が4社で異なります。会社ごとの案内は次のとおりです。
IG証券:ベストレシーバー入金は、銀行営業日の9時半・12時・15時半の1日3回、入金を確認します。確認後に取引口座へ反映されるまで約1時間前後で、3回目の確認に間に合わなかった振込は翌銀行営業日以降の反映です。
FOREX.com:金融機関窓口・ATM・ネットバンキングからの入金は、平日9時〜15時に入金が確認でき次第、速やかに取引口座へ反映されます。
FXTF:振込入金は1日1〜2回の反映です(自動反映もあり)。
Plus500証券:銀行振込は原則として1営業日以内の反映です。当日中の入金が必要な場合は、平日14:30までに手続きを行うよう案内されています。取引説明書には、最大5営業日かかる可能性も示されています。
確認の回数・時間帯・営業日の数え方が会社ごとに違います。振込の前に、各社の公式の案内で最新の内容を確認してください。
出金の流れ|依頼から着金まで、会社別の手順と目安
出金は、取引口座から出金を依頼し、会社の手続きを経て、登録した銀行口座へ着金する流れです。依頼する画面や着金の目安は、会社ごとに案内が異なります。
① 出金依頼を出す画面
出金を依頼する場所は、次のように案内されています。
- IG証券:マイIGまたはアプリから依頼。初回は出金パスワードと出金先銀行情報の登録が必要
- FOREX.com:マイアカウントから依頼。書面(出金依頼書)の郵送やメール添付でも依頼できる
- FXTF:マイページから依頼(24時間)
- Plus500証券:取引プラットフォームの「入出金」から依頼。出金先口座の登録と、口座を確認できる書類による認証が必要
IG証券では、出金できる金額は余剰金額の範囲内です。Plus500証券では、選んだ取引口座の余剰証拠金が出金の対象になります。
IG証券では、出金依頼を送信すると依頼額が証拠金残高からすぐ差し引かれ、出金の取消はできません。ポジションを保有中に残高が不足すると、強制決済や出金キャンセルになる場合もあります。FOREX.comも、出金依頼の受付日に依頼額が取引口座から差し引かれます。
② 出金先の口座の名義
FOREX.comでは、当社の口座名義と銀行預金口座の名義が同一である必要があり、表記が異なると出金できません。FXTFでは、取引口座の名義と同じ名義の銀行口座への出金に限られます。
Plus500証券では、出金先の認証で、書類のカタカナ名と登録した名前が名前の順序まで一致している必要があります。海外の銀行への出金はできません。IG証券では、指定できるのは日本国内の金融機関の口座で、登録画面で口座名義が正しいかの確認を求められます。
出金先を登録する前に、名義の条件を各社の案内で確かめておきましょう。
③ 着金の目安
着金の日数は、依頼の締め時刻や営業日の数え方が会社ごとに違います。次のとおり、各社の案内を整理します。
IG証券:平日の午後2時30分までの依頼は、通常、翌営業日に着金予定です。それ以降の依頼は、翌営業日に送金手続きを行い、その翌営業日に着金予定です。この日程は、正常に手続きが行われた場合の目安とされています。日本円口座の場合、重要事項説明書では請求日から3営業日以内に送金すると案内しています。
FOREX.com:重要説明事項(2026年8月22日版)では、原則として出金依頼の受領確認後3銀行営業日以内に振り込まれるとされています。社内手続や銀行手続の都合で、3営業日を超える場合もあります。最新の日数は、FOREX.comの公式サイトで確認してください。
FXTF:出金依頼を1日1回、通常は平日の午前8時59分前までに受け付けています。金額と依頼時刻で出金日が分かれる表が公式サイトに掲載されていますが、約款上は受付日から3営業日以内の振込を約束するもので、表の出金日を保証するものではありません。
Plus500証券:出金依頼の取引口座残高への反映は原則として当日〜1営業日で、指定口座への着金は通常1〜2営業日以内とされています。当日中の反映を希望する場合は、15時までの依頼が目安です。
着金までの日数は、会社ごとに上で紹介した言い方で示されています。日程どおりに着金するかは、出金を依頼する前に各社の公式サイトで確かめてください。海外FX側に残っている資金の戻し方は、海外FX出金の手順と相談先の記事で説明しています。
信託保全|4社の信託先と、預けたお金の保全の範囲
信託保全は、証券会社が預かった顧客の資金を、会社自身の財産とは分けて信託銀行などで管理する仕組みです。海外FXと国内FXの違いを7項目で並べた比較記事でも、1項目として扱っています。
4社の信託先
4社とも信託保全を案内しています。表は各社が案内している信託先で、KO口座で預ける資金の扱いは、このあとの「KOで預けた資金の扱い」で触れます。
| 会社 | 信託保全 | 信託先 |
|---|---|---|
| IG証券 | あり | 三井住友銀行・みずほ信託銀行 |
| FOREX.com | あり | キャピタル信託株式会社 |
| FXTF | あり | 日証金信託銀行株式会社 |
| Plus500証券 | あり | ファースト信託株式会社 |
最終更新:26年10月
保全の範囲と注意点
IG証券・FOREX.com・FXTFは、信託保全が取引の元本を保証するものではないと案内しています。会社が破綻した場合に備えて資金を分けて管理する仕組みです。
入金した資金が信託口座へ入るまでの間の扱いにも注意が必要です。IG証券とFXTFは、この間の資金を信託保全の対象外としています。FOREX.comでは、この間に会社や銀行が破綻した場合、証拠金の全部または一部が返還されない可能性があります。Plus500証券では、信託保全必要額を営業日ごとに算定して不足があれば2営業日後に追加信託するため、算定日の必要額と信託財産の金額が一致しない場合もあります。
返還の範囲や条件は、各社の重要事項説明書や取引説明書で確かめてください。
KOで預けた資金の扱い
FXTFのKO取引説明書は、「本取引を行うために当社に預託した証拠金等の全ての資産」が日証金信託銀行を通じて信託保全されるとしています(本取引は店頭通貨ノックアウトオプション取引)。
IG証券の重要事項説明書、FOREX.comの重要説明事項、Plus500証券の取引説明書は、いずれもKOを含む取引を扱う書面で、お預かりした証拠金を信託で管理する旨を述べています。上のFXTFの引用は、FXTFのKO取引説明書の内容です。ほかの会社でKO口座の資金がどう扱われるかは、口座開設の前に各社の書面で確かめてください。
\ 資金の管理の案内は公式サイトで確認できる /
口座開設前の確認|入金・出金で見ておきたい5項目
ここまでの4社の案内を、口座開設の前に確かめたい項目として整理しました。
- 入金に使う銀行が、各社のクイック入金の提携銀行に入っているか
- 入金元の口座名義が、取引口座の名義と同じか
- 出金先の口座の条件(名義・国内の金融機関かどうか・登録の手順)
- 出金の目安日数の数え方と、依頼の締め時刻
- KO口座で預ける資金の信託の扱いが、各社の書面でどう案内されているか
法人名義で口座を開設する場合は、会社ごとの案内を先に確認してください。FXTFでは、法人口座でKO口座を開設できません。FOREX.comのクイック入金は、法人口座で一部の銀行が使えません。
入出金の手数料の条件は、4社のコストの内訳を整理した別の記事で扱っています。口座開設の流れは、ノックアウトオプション口座開設の全手順で順を追って見られます。
会社ごとの特徴は、IG証券の記事とFXTFの記事で詳しく読めます。FOREX.comとPlus500証券にも、FOREX.comの記事・Plus500証券の記事があります。
ノックアウトオプションの入金・出金に関するよくある質問
入金・出金・信託保全について、よく聞かれる疑問に答えます。
- 家族名義の口座から入金できますか?
-
IG証券・FXTF・Plus500証券では、ご家族名義の口座からの入金は受け付けられません。FOREX.comも、お客様以外の名義の口座から送金された資金は入金されません。入金には、取引口座と同じ名義の口座を使ってください。
- クイック入金したのに、取引口座に反映されないときはどうしますか?
-
IG証券は、手続きの途中で画面を閉じた場合などの反映を、銀行別の時刻表で示しています。FXTFでも、反映が翌銀行営業日以降になる場合があります。反映が遅れていると感じたときは、振込の控えを手元に置いたうえで、取引している会社のサポートに問い合わせましょう。
- 出金は当日に着金しますか?
-
着金の日程は、会社ごとに「予定」「原則」「通常」などの言い方で案内されています。IG証券は正常に手続きが行われた場合の目安、FXTFは表の出金日を保証したものではないとしています。依頼の締め時刻や日数は、出金依頼の前に各社の案内で確認しましょう。
- 信託保全があれば、預けたお金は全額戻りますか?
-
会社が破綻した場合に戻る範囲や条件は、各社の重要事項説明書や取引説明書で確かめてください。IG証券とFXTFは、入金から信託口座へ入るまでの間の資金を信託保全の対象外とし、FOREX.comは、その間に会社や銀行が破綻した場合は証拠金の全部または一部が返還されない可能性があるとしています。
- 法人口座でもKOの入出金は同じように使えますか?
-
FXTFでは、法人口座でKO口座を開設できません。FOREX.comのクイック入金は、法人口座で一部の銀行が使えません。IG証券のクイック入金も、法人口座は一部の銀行に限られます。Plus500証券を含め、法人名義で申し込む前に公式サイトで条件を確認してください。
まとめ|入金・出金・信託保全の確認ポイント
4社の入金・出金・信託保全について、公式の案内を整理しました。
入金:4社ともクイック入金があり、入金元は本人名義の口座です。振込入金の反映は、確認の回数や営業日の数え方が会社ごとに異なります。
出金:依頼する画面、出金先口座の条件、着金の目安は会社ごとに案内が異なります。日程は出金依頼の前に各社の案内で確かめましょう。
信託保全:4社とも信託保全を案内しており、信託先は会社ごとに異なります。IG証券・FOREX.com・FXTFは、元本を保証するものではないと案内しています。信託口座へ入るまでの間の資金にも注意が必要です。
確認:KO口座で預ける資金の取扱いや法人口座の条件は、口座開設前に各社の書面で確かめましょう。
気になる会社の公式の案内を、一度手元で読み比べてみてください。
どの会社にするか迷うときは、国内4社を比較した記事も用意しています。
入金・出金・信託保全の最新の案内は、各社の公式サイトで確認できます。IG証券・FOREX.com・FXTF・Plus500証券
※2026年10月時点の各社公式サイト・重要事項説明書・取引説明書の案内にもとづきます。入金・出金の条件や信託先は変更されることがあります。最新の内容は公式サイトでご確認ください。
参考資料
口座への入金方法 | IG証券
出金の着金の目安 | IG証券
重要事項説明書 | IG証券
お客様の資産の保全 | IG証券
入出金 | FOREX.com
信託保全 | FOREX.com
重要説明事項(2026年8月22日版) | FOREX.com
入出金・振替 | FXTF
FXTF GX取引説明書(店頭通貨ノックアウトオプション取引) | FXTF
入金・出金のよくある質問 | Plus500証券
取引説明書(Plus500トレーダー) | Plus500証券

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